大豆から豆腐を手作りしています。
かなり濃厚な、豆の味がする豆腐を作ると、大量のおからができます。
これが、1回だけの話なら良いのですが……。我が家の場合、2週間に1度できるのですよ。いつもおからばかりでは飽きてしまいます。
そこで、美味しくおからを食べる方法を考えました。これが、かなり時短で食物繊維たっぷり。とてもジューシーで食欲をそそります。野菜不足の方は、ぜひ一度作ってみてください。
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おからいなり
表紙になっているのは「おからいなり」。いなり寿司のシャリの代わりに、おからを詰め込んでいます。
作り方はとてもカンタン。まず、材料はコチラです。
必要な材料は、冷蔵庫にあるモノ
- あげ:4枚
- おから:適量
- 冷蔵庫にある野菜:適当
- 濃厚つゆ:適量
3.野菜は、ニンジン、れんこん、ごぼうだと、味が出ておいしくなります。常備菜のきんぴらを入れてもいいですよ。
きんぴらを使う方は、後に出てくる味付けの際、濃くしすぎないように注意してください。
干しシイタケ、芽ひじきなどの乾物も合います。私は今回、干しシイタケを使っています。
4.濃縮つゆは、「安部ごはん」を参照してください。
これがあると、味付けが楽ですよ。時間があるときに作り置きをおすすめします。
なければ、しょう油、さとう、みりん、酒などで、お好みの味に仕上げてください。
作り方は、とてもカンタン
使う鍋は1つだけ。干物を使う時は、あらかじめ戻しておいてください。
あげの油を抜く
まず、必要ならあげの油抜きをします。

油揚げが油臭いとか、出来るだけ油を取りたくないときに、お湯でちょっとゆでます。これが「油抜き」。
豆腐屋さんで揚げたてなら、しなくていいと思います。
そのまま味付け
お湯を捨てて、そのまま味付けします。

「濃厚つゆ」を入れるだけでOK。私は今回干しシイタケを使ったので、シイタケの戻し汁も入れました。
このまま煮込んで、あげに味をしみこませます。このとき、落し蓋をすると時短になります。

この「セラミック落し蓋」は、香り・色移りしないし、本当に丈夫。魚を煮る時にも使いますが、真っ白・無臭のままです。
たまにあげの様子を見て、味や水分を調節してください。
煮込んでいる間に野菜を刻む
煮込むのに数分かかるので、この間に野菜を刻みます。細く切った方が、味がしみやすいし、あげにも入れやすいですよ。

今回は、ニンジン、干しシイタケ、青ネギを入れました。
あげに味がしみたら、あげを取り出して野菜を投入
あげに味がしみると、ぺったんこになります。

あげを鍋から取り出し、

ここに、切った野菜を入れて煮込みます。

あげの残り汁は味がほとんどついていません。「濃縮つゆ」を入れて、味を調えます。
あげを冷まして、口を広げる
煮込むのに数分かかるので、この間にあげを冷まして、口を広げておきます。

やけどに注意してくださいね。本来なら油抜きした後に棒でのすと口を広げやすいのですが、私は面倒なので、ここで一気にしてしまいます。
その時出た汁も、野菜に入れます。
あちっ、あちちっ……なんて言いながら、あげと格闘しているうちに、野菜に味がつきます。
野菜におからを入れる
野菜がくたっとなって、味がしみたところで、おからを入れます。

用意したあげに入るかな?という量のおからを入れてください。多ければ、おからとして食べればいいんですよ。全てをあげに入れる必要はありません。
これで、水分が飛べばOK。

あげに詰めれば出来上がり
あげを破らないように、注意しながらおからを詰めれば、出来上がりです!

これ、撮影用に半分に切っています。おからはボロボロしますから、食べる時は、切らない方がいいです。
食べると濃縮つゆと干しシイタケのだしがジュワッと出てきます。冷めてから食べる時は、味付けをちょっと濃くした方がいいかもしれません。
あげ、おから、しょう油。すべて大豆由来です。合わないわけがありません。カンタンなのにボリュームがあるのがありがたい一品です。
おからクッキー
次は、鉄板ネタの「おからクッキー」をご紹介します。
材料、作り方はコチラ
材料が
- 小麦粉:カップ3
- バター:カップ1
- 卵:1個
- 砂糖:カップ半分
- オートミール:適量
小麦粉:バター:さとう=3:1:0.5 にして、卵を1つ加え、固まるまでほかの材料を加えるのですが、今回はそれを「おから」にします。

今回は、ココア、お米の天かす、シナモンを入れました。
お米の天かすは、「浪速のおかき屋 やまだ」店舗で購入できます。オンラインショップには、取り扱いがありません。どうしても欲しい方は、お店にお問い合わせを!
これだけ入っていて100円!お好み焼きに入れる予定で購入しました。ただ、「クッキーがサクサクにならないかな~」と思い、今回入れてみることに。
混ぜて、無水鍋で焼くだけ
今回、3つの味を作りました。
- おからシナモン味
- 1.にココアを入れたもの
- 1.にお米の天かすを入れたもの
1.が一番早くできますから、これを作ったらすぐ成型。無水鍋で焼き始めます。その間に、他のクッキーの味付けをします。

こんなことをしつつ、クッキーの良い香りがしたらひっくり返し、焼けたら次のクッキーを焼きます。
出来上がりがコチラ

上から
- おからシナモン味
- ココアを入れたもの
- お米の天かすを入れたもの
の順に並んでいます。
おからに水分が含まれているので、しっとり仕上がりました。我が家では、甘いクッキーは食べてもらえないので、かなりあっさりした味です。
お米の天かすを入れたものは、サクサクにはなりませんでしたが、カリッと塩味。これはこれで美味しいです。
これからも挑戦
おからは隔週で出来ます。だから、これからも別な食べ方を考える予定です。いいモノが出来たら、ブログでご紹介します。
できれば、「こんな方法があったのか~」というのを、考え付きたいです。ただ、それにはちょっと時間がかかりそう……。こうご期待!
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