「しょうゆ」はどれも一緒だと思っていませんか?実は、全く違うんです。
伝統的な調味料、調べれば調べるほど作り方が様々で奥が深い……「しょうゆ」も、そんな調味料のひとつです。
「発酵文化人類学」を読んで、昔からの作り方にこだわったしょうゆを食べてみたくなりました。

そして巡り合ったしょうゆ「農家の雫」。そのこだわり、素晴らしさをご紹介します。
偶然めぐり合った「農家の雫」
この「しょうゆ」、実はたまたま買えただけなのです。

ネットショップでも売り切れ続出「農家の雫」
マボロシの醤油です。
製造元の末廣醬油でも現在販売されていません。
末廣醬油さんのこだわり
詳しくはHPを見て頂きたいのですが、簡単に説明します。
自然との調和を大切にしている
醤油造りに最も適した気候、そして「水」・・・私どもはこれらの恩恵に感謝しつつ、その自然と「水」を最大限に生かせる伝統的な製法で醤油造りを行っています。
末廣醬油 HPより 2021/10/9引用
ふさわしい場所にあるという自負。こういうものはおいしくて安心安全。油で実感しています。
自分たちで仕込んでいる
新しい技術や知識を取り入れながらも「変えてはならないもの」、「守り伝えるべきもの」が何なのかをしっかり胸に刻み込んで、毎日醤油造りに励んでいます。
末廣醬油 HPより 2021/10/9引用
難しい取捨選択の先に、現在まで続くしょうゆがあるのです。
蔵を持っている
「蔵住み酵母」が私どもの醤油の変わらぬ味を支えてくれています。私どもが伝統の中で与えられたかけがえのない財産のひとつです。
末廣醬油 HPより 2021/10/9引用
実は、自社蔵を持つしょうゆ屋さんは珍しい存在。
大手企業は全て自前ですが、中小企業はみんなで「もろみ」を作ります。このもろみに自社で工夫を加え、しょうゆに仕立て小売りしています。
一方、末廣醬油さんは蔵を持っていて、一から自社で仕込んでいます。やはり、自分たちの蔵だと思い入れが違うと思うのです。
まずは、そのまま味見
そのまま味見しました。全く角がない味。まろやかな甘みを感じます。後を引くふくよかな味。けど、しつこくありません。
化学調味料には舌にまとわりつく刺激を感じるのですが、そういうのが全くありません。簡単に言うと、すごくおいしいです。
農家の雫はないけれど
農家の雫以外の醤油は 末廣醬油のオンラインショップで購入できます。Amazon、楽天などでは取り扱いがありません。(2021年10月現在)
ポン酢などもあります。興味のある方は、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
どうしても農家の雫が欲しい方は
まるしん豆富店さんに問い合わせてください。まだあるかもしれません。
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