気候変動、食べ物はどうなっちゃうの?資本主義という視点で考えてみた。

食物とおカネ

『人新世の「資本論」』という本が話題になっています。

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著者 斎藤幸平さんの、マルクスに対する深い愛を感じる一冊です。

普通の人が抱くマルクス像が歪んでいる。マルクスが本当に言いたかったことと現代が深く結びついている。この二つをみんなに伝えずにはいられなかった。そんな熱情が伝わってきました。

この本には、食べ物のこともたくさん出てきます。なぜなら、人は食べないと生きていけないからです。絶対必要なことは、必ずお金を生みます。資本主義、食べ物、気候変動には深いかかわりがあるのです。


この本を読んで一番最初に思ったこと

この人、金持ちに消されちゃうんじゃないの?大丈夫?

そのぐらい、私は衝撃を受けました。便利な日本でぬくぬくと暮らしていると、消費生活を支えてくれている(犠牲になっている)人、モノ、国、自然、そういう存在を簡単に忘れてしまうのです。

しかし、斎藤さんはそうではありませんでした。現状を明らかにしてくれました。

どうしてこうなのか。理由が分かれば根本的解決法を模索できます。今までは対処療法でした。それではもうどうにもならない、という事に気づかされました。

で、人新世(ひとしんせ)とは?

まず、地質学とは

固体地球表層の地殻の岩石や地層そして化石などを対象として地球の歴史や現象を包括的にあるいは個別的に研究すること

日本地質学会HPより  http://www.geosociety.jp/outline/content0001.html

地面を掘ると土の断面がしましま柄になっています。例えば、近所の火山が爆発すれば火山灰が降ってきて固まり、洪水になれば土が流れてきます。そうやってしましま柄ができるのです。これを地層といいます。

地層はかなり大きな出来事があった証拠です。世界中の人たちがそれを調べて、まとめたほうが分かりやすいモノ同士をまとめました。

そのまとまりは大きい順に 累代→代→紀→世 といいます。

例えば、白亜紀は 顕生累代→中生代→白亜紀 となり、白亜紀には古世(前期)と新世(後期)があります。

現代は 新世代→第四紀→完新世 です。これが 新世代→第四紀→人新世に入ったのでは?とノーベル化学賞を受賞したパウル・クルッツェンが言っているのです。

「新しい名前が付いた」という事は、「新しい大きな出来事があった」という事です。それは

人間がこれまでに作り出したコンクリートやプラスチックなどの総量は1兆トンを上回り、森林や植物など自然由来のものよりも多くなる見込み。イスラエルのワイツマン科学研究所のチームがこんな試算をまとめ、英科学誌ネイチャーに発表した。

日本農業新聞 2021年1月11日

人工物が自然由来のものよりたくさん地表にある時代に入った(と思われる)からです。

例えば、1万年後に地面を掘り返したら、現在私たちがが住んでいるこの地面が”人工物だらけ”という一つの傾向を持った地層として現れるだろう、という事です。

人新世は永遠に続くのだろうか?

「人新世」と呼べるぐらい地球を変化させている現代の事を、マルクスの資本論を読み解きながら考えたのがこの本です。

「資本論」ですから、若干とっつきにくいかもしれません。ここでは食べ物を例に、具体的に説明していきます。なので、難しい理論はかなり削っています。ご了承ください。

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