「ロシアによるウクライナ侵攻」「干ばつ」「洪水」……2022年は、不作の要因が沢山あります。
さらに「円安」……食料を買うお金が、どんどん少なくなっていきます。食料自給率が40%を切る日本にとって「大変な事態」ですよ。そんな時、一般市民には何ができるのでしょうか。
今まで「これから使えそうな本」をご紹介していましたが、ココでまとめてみますね!
手軽に栽培
「食べ物を作る」って、どこからだと思いますか?「種をまいて、育てる」からできたら、生きていくのに困りません。最高ですよね!畑があるといいのですが、ない方にもできそうな「手軽に栽培」を提案してくれる本を紹介します。
季刊誌「うたかま」。一般の書店には、ないかもしれません。
この本の内容が、凄すぎなのです。
- 農家が教える「美味しい食べ方」
- 専門家が教える「自然生え」
- 巣箱付き「養蜂講座案内」
「うたかま」特有のネタ、満載です。
3か月に1度の発行で、すぐ使える「旬の記事」ばかり。ほとんど広告がないのも、好感が持てます。
育てている野菜に問題が発生したら、この本のご一読をおススメします。
この本の出版社は「うかたま」と同じ「農山漁村文化協会」。ご家庭にあるもので、虫を遠ざける技術が!自宅で使うのなら「安心安全」が良いですよね~。
あと、ご存知ですか?「稲は多年草」なんです。
……ということは、「田植え」は必要ないし、耕さないから「雑草は生えない」し。ステキですよね!
ただ、今の所「宮城県が北限」みたいです。そして、「水管理」が必須。収穫は、実った穂から順々にしないといけないし。
ただ、ちょっと作るんだったら、試してみる価値ありですよ!
野草も美味しい
先ほど紹介した「うかたま」にも、「野草の見つけ方」「下ごしらえ法」などが載っています。けれども、コチラの本もおススメですよ。
「精進料理」しか載っていないのですが、本当にキレイで、おいしそうなんです……
ココの住職は、ほぼ買い物に行きません。お供え物や、檀家さんの贈り物のほか、野草が毎日食卓に上ります。
この本を読めば、「野原」が「農地」に見えるかもしれませんよ。
一物全体……全て食べつくす方法
収穫したら、全部食べなきゃもったいない!魚だって、骨まで余さず食べられますよ。
けれども、「スーパーの野菜」や「切り身の魚」に慣れてしまうと……どうやって食べたらいいのか、よく分からないですよね。
そんな時、頼りになるのがコチラ。
この本には「素材を丸ごと食べる」方法が満載。「~の素」は割高で、使わなくてもご飯は作れることを、分かりやすく教えてくれます。
「素材を丸ごと食べる」「~の素は使わない」から、食費が安くなるんですね~。
沢山できたら、干して保存
世界中で頻発する「干ばつ」や「洪水」……災害に備えて、「干物」を手作りしませんか?
旬の野菜を、切って干すだけでOK。
そして、いろんな料理に使えば、食費の節約になりますよ!
この本の著者 奥薗壽子さんは、家庭料理研究家。
YouTubeチャンネル登録者数 63万人という方が、1990年代に書いた本です。
奥薗壽子さんの考え方は「固定観念や既成のルールは、取っ払う!」。水戻し不要、お菓子にも入れちゃう、賞味期限は気にしない、変なにおいがしなくて、虫がついてなければOK!
……料理って、自由でいいと思うんですよね。「ラクしてご飯を作る方法」が満載ですよ。ぜひご一読ください。
電気より、ガスがお得
今、イギリスで光熱費が高騰しているって、ご存知ですか?
エネルギー自給率が低い日本も、他人事ではありません。
この記事に
電気料金は平均して、1キロワット時=28ペンス(約45円)から52ペンス(約84円)に上がる。ガス料金は1キロワット時=7ペンス(約11円)から15ペンス(約24円)に上がる。
「命に危険が」 イギリスで光熱費上限を80%引き上げ BBC News Japan 2022/9/5引用
とあります。つまり、イギリスでは「電気代は、ガス代の約4倍」なのです。
そして「電気は天然ガスで発電する」「発電所建設、維持には多大な経費が掛かる」……ということは、「電気より、ガスの方が資源節約になる」というのは、想像できますよね。
日本はまだ、こんな事態になっていません。今なら間に合います。「ガスで調理」に慣れておきませんか?
プラスチック製品と電気はとても仲良し。脱プラするためには、家電製品を使わないのが近道でした。これから石油に頼れなくなります。薪ストーブを使うのなら、そこで料理をすれば一石二鳥!ここではガスを使って加熱調理する方法をご紹介します。
無水鍋さえあれば、大体のモノは作れます。物価高騰に備え、本を読んで知識を得て、ガス調理にチャレンジ。「備えあれば憂いなし」ですよ!
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