コロナ禍で外食するのは嫌だなぁ、と思っている方も多いと思います。
我が家でも「万が一コロナ陽性になった時、会社に言い訳しづらい所にはいきたくないよね」と。
たとえば、完全個室の焼き肉店とラーメン店。完全個室なら「あぁ、頑張って配慮したんだな」という感じがしますが、ラーメン店となると……「大流行中に一番行っちゃいけない場所」という雰囲気がします。完全黙食なんですけど。
というわけで、自分でラーメンスープが作れないものか、と試行錯誤した結果、結構お気軽に本格的な味にたどり着くことができました。
市販のラーメンスープは添加物の塊です。これを手作りすると、脱薬品、脱プラが両方一気に可能!おなかにも環境にもやさしい味の作りかたをご紹介します。
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用意するもの
鍋はスープの量の1.5倍ぐらいの大きさが丁度良いです。素材は「捨てる部分の有効活用」と思っていただけると良いのでは?というぐらい質素。
ただ、ブロイラーより地鶏、普通の野菜より旬の有機野菜の方が、断然味が深まります。
鶏ガラか手羽先
たとえば、クリスマスで鳥の丸焼きを食べた後、骨が残ります。それで大丈夫。市販されている鶏ガラでも問題ありません。
鶏ガラがない場合は、手羽先を利用します。500gぐらい用意してください。
野菜の切れ端
キャベツ、白菜、ブロッコリーの芯は、スープに甘みを出します。
カブや大根の葉と根の間。捨てる部分ですが、これもスープにコクを出してくれます。
しょうがを入れるとラーメンスープっぽい刺激が出ます。
長ネギ、玉ねぎの捨てる部分も独特の甘みを出します。
これらの野菜はきれいに洗い、しょうがは薄切りにしておきます。
だし
干しシイタケの石づきは、煮ても硬いので取っておき、ラーメンスープのだしにします。
昆布や煮干しを入れると、味に深みが出ます。お好みでどうぞ。
しょう油と塩
最後、味を調える時に使います。
作り方はいたって簡単
- 鶏ガラ(もしくは手羽先)と、野菜、だしを入れて弱火にかけます。
- 煮たつ前に昆布を取り出します(入れていれば)。
- 時々味見して、甘みを感じない場合は玉ねぎの薄切りを入れて煮ます。
- 「これにしょうゆと塩を入れれば大丈夫」というぐらい味がついたら、固形部分を網で取り出します。
- しょう油と塩で味を調えます。
すると、こんな感じになります。

これで出来上がり!
黒いスープになりました。

けれども、そんなに味は濃くありませんでしたよ。塩味にしたい場合は、だしを濃くした方がよいかもしれません。
「これは手作りできないよな」というモノでも、実は簡単に作れます。
そして、手作りした方が、プラスチックや生ごみが減ったり、添加物を取らなくて済んだり、良いことが沢山あるのです。
ラーメンスープは煮込むのに時間がかかりますが、材料はいたってシンプル。子どものお手伝いにもってこいです。最後の味見をしてもらったら、もはや子どもが「自分で作ったラーメン」。野菜もたくさん食べてくれると思いますよ。
時間があるときに是非、みんなで手作りを楽しんでください。
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