日本食には欠かせない「こうじ」。
塩こうじが流行してから手軽に買えるようになりました。けれどもどれがよいのだろう、何がちがうのだろう……悩んでしまいますよね。実は、こうじは「生き物」なので個性があるのです。
私も塩こうじを作るため、あちこちでこうじを購入ました。同じように仕込んでも、塩こうじには違いが出ます。どれがよいのか、決めかねていました。
けれども今回、「コレはすごい」というこうじにめぐり合いました。その「こうじ」を、ご紹介しますね!
ありがとんぼの米麴
自然栽培米使用ありがとんぼ米麹。新品の写真じゃなくてごめんなさい。封を切って使った後です……
まるしん豆富店さんで購入しました。オンラインショップもあるのですが、そこには載っていません。たまたま店頭で見かけました。
「自然栽培」と「有機栽培」どう違う?
「自然栽培」は「有機栽培」の上を行きます。
森の草木は肥料を与えていないのに、あんなに豊かに実るじゃないか。畑に堆肥を入れなくても自然循環を大切にすれば、作物を収穫することはできる!
という考え。作物は肥料でメタボになりません。けれども栽培技術が必要です。「自然栽培」の米から作られたこうじ、どんな味だろう……興味津々で購入しました。
封を切ったら、その香りに驚いた
「1キロ入り真空パック」を購入。
正直なところ、何も期待していませんでした。たまたま、自宅にこうじがなかったので購入しただけ。塩こうじを作ろうと封を切ったのです。
新鮮な 熟した果物の香りが!
その瞬間、新鮮な果物の香りがしました。
「え??」
こうじから香っているのに気付くまで、ちょっと時間がかかったぐらい。熟した果物のような、新鮮でおいしそうな香りがしました。
たとえるなら、新酒の香り。尖っていない、機械的でない、甘くて新鮮な香りです。
思わず食べた
こうじをそのまま食べたことはありませんでした。けれども、良い香りだったので思わず食べました。生こうじなのでやわらかい。酸味と甘み。これ、丸かったらお菓子になるかも!
出来た塩こうじ
粟国の塩で塩こうじにしました。
- こうじ 500g
- 塩 200g
- 水 600ml
今回は浅漬けに使おうと思って、水分多めにしています。塩こうじは腐らないので、好みの塩加減、水加減で大丈夫ですよ~。
常温保存すると緑カビがわく時があるので、冷蔵保存がおすすめです。
この塩こうじで漬けた鶏肉で、こんな料理を作りました。
料理に使ったら……
「季節の野菜と鶏肉の合わせ煮」
揚げ、甘い有機かぼちゃ、野性味あふれる有機ニンジン入りです。
鶏肉は柔らかくてしっとり。野菜も強い味を持っているのですが美味しく仕上がりましたよ~。子どももパクパク食べていました。
調味料のチカラはすごい
調味料がスゴイと、とても美味しい料理が簡単にできます。私の技術が上がった?と勘違いするぐらい。
けれども、私は食材と調味料を選んだだけ……
とにかく、「自然栽培米使用ありがとんぼ米麹」すごいチカラでした!
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