「生活」をゼロベースで見直して
- 家電
- 洗剤
- いつか使うモノ
- 流行品
をガッツリ捨てた話をしました。
今回は
- 化粧品
- アクセサリー
- プラスチック製品
- 調味料
を「捨てた経緯」をご紹介します。「これ、本当に必要?」と考え行動するだけで、家・冷蔵庫の中がキレイになりますよ~!
【化粧品】その謳い文句、本当ですか?
市販の化粧品。その「謳い文句」を見てください。
- 無香料
- 無添加
- 丁寧な管理・検査
- 安心の日本製
そして、基礎化粧品の有効成分は「肌から浸透」って書いてありませんか?
肌から浸透する?
基礎化粧品の「有効成分の分子量」が小さい場合、肌から浸透する場合もあります。たとえば……
再春館製薬所のサイトで紹介されている有効成分「ナイアシンアミド」は、分子量が「122.12」
このぐらいの大きさだと「肌に浸透」するみたいですね~
いろんなサイトを見たところ「分子量3000」というのが、1つの目安みたいです。だから「コラーゲン(平均分子量:30万)」「ヒアルロン酸(平均分子量:数百万)」は「肌に浸透できない」んですよ。
すぐ「体の一部」になる?
だからといって「浸透しない成分」を注入したら、その有効成分は「すぐ自分の体になる」のでしょうか。たとえば、プチ整形で有名な「ヒアルロン酸注射」

「効果の持続期間は3ヶ月~1年未満」ということは「3ヶ月~1年未満かけて吸収される」ということ。つまり、体内に直接有効成分を入れても「すぐに自分の体にはならない」って事ですよね。
「いやいや、浸透した有効成分は違う」「すぐ自分の体になってくれる」と思った方。
お風呂に長時間使っていると、指の皮膚がふやけますが、時間がたつと元に戻ります。水(分子量18)でもそうなんですから、企業の思惑通りにはいかないと思いますよ~
浸透したら大事件に!
浸透してほしい「有効成分」を、人間の「肌バリア」を破って通過させた結果、こんな事件も起きました。
化学物質は「企業の思惑通り」には働かないんです。
究極の基礎化粧品は「自分の油」
若いころから「当たり前」だと思って使ってきた「洗顔料」「基礎化粧品」。ずーっと使っていると、顔と首の「肌のきめ細かさ」に差が出始めました。
どう見ても、お手入れしない首の方がキレイなんです。
ということは「手入れ方法が間違っている」ということ?色々化粧品を調べた結果、こういう「うさん臭さ」を発見しました。けれども「無香料」「無添加」「丁寧な管理・検査」「安心の日本製」は捨てがたいな……と考えていて、気が付いたんです。
「自分の油」は「作りたて」で「オーダーメイド」よね?
私が「無香料」「無添加」「丁寧な管理・検査」「安心の日本製」のご飯を食べて、規則正しい生活をすれば、キレイなお肌が作られ、自分の油で潤うんです。
そんな簡単なことに気づくまで、どれだけ化粧品会社にお金を払ったか。以降、基礎化粧はすべてやめました(化粧品は以前から一切使っていません)。浮いたお金で「無香料」「無添加」「丁寧な管理・検査」「安心の日本製」のご飯を食べています。
【アクセサリー】何のために身に付けるの?
海外にいた時、インドの方が金のアクセサリーを大量に身に付けていたので「重くない?」と聞いたところ

財産は全て金にして身に付ける。
何かあっても一緒に逃げられるから安心でしょ?
と言われました。
アクセサリーは「資産」
下の記事にもある通り「政府・銀行は信用できない」ので「自衛のため」アクセサリーを身に付けているわけです。

東南アジアの留学生が、とんでもなく長い「金のネックレス」をしてました。どう見ても「飾り」ではなかったので話を聞いたところ、家族が「日本で何かあったら、コレを使いなさい」と持たせてくれたとの事。
それ以降、アクセサリーは「資産」だと思うようになりました。
「自己顕示欲」を満たすためのアクセサリーは……
だから、大企業が流行らせるアクセサリーには

全く魅力を感じないんです。金とは違い「企業が流行させるアクセサリー」はすぐ廃れるので、資産にはなりませんからね。
それでも「注目されたい!」という「自己顕示欲が強い方」は、企業にみついで商品を買えばいいと思うんです。ただ、「自己顕示欲」は企業にとっては大変都合がよく……
この本には、企業が「自己顕示欲」をうずかせ、商品を買わせるテクニックが多数掲載されています。その手口を知っても、企業にお金を差し上げたいですか?
【プラスチック】性質を知り、賢く使いこなそう
気軽に買える「プラスチック製品」。ただ、雑誌を見ると……
あたたかくて、ほっとする。カッコつけずに、ゆるんでいられる。
Come home! vol.52 (私のカントリー別冊) より 2023/8/2引用
そんなわが家をつくるには実は、もの言わぬ自然の存在が、力を発揮します。
「自然の存在」の方が「あたたかくて、ほっとする」んです。
それでも「安い」「丈夫」「軽い」と、ついつい買ってしまう「プラスチック製品」。実は「毒」が入っているかもしれませんよ……
有害物質を出す「プラスチック製品」
プラスチック製品を作る時、石油から「ポリマー」と呼ばれる骨格を作り、「硬く」「柔らかく」「フカフカに」など、目的に応じた「添加剤」を入れます。
この「ポリマー」と「添加剤」は、「パスタ」と「ソース」のように「からんでいるだけ」。
たとえば、筆箱に入れた「プラスチック消しゴム」が溶け出し、ケースや鉛筆と「一体化する」のは、消しゴムを柔らかくするための「添加剤」が溶け出し、石油製品同士でくっついた現象なんです。
「環境ホルモン」だった「添加剤」
消しゴムから溶け出た「添加剤」が、環境ホルモンで有名な「フタル酸エステル類」だったとしたら?
日本で買える消しゴムに含まれる「フタル酸エステル類」を分析した調査では、

シード社の「ジューシーフルーツ消しゴム」から
「フタル酸ジイソノニル(フタル酸エステルの一種)」を検出したのですが、その含有率が「78.4%」!これ、もはや「消しゴム」ではなく「環境ホルモンの塊」ですよ。
「脱男性化」あるいは「女性化」
その「フタル酸エステル」は……
2005年、ロチェスター大学のシャナ・スワン博士が発表した記念碑的な研究をきっかけに、フタル酸エステル類化学物質は一躍世間の注目を(少なくとも研究者や化学業界の注目を)集めることになった。
フタル酸エステルに触れた母親から生まれた男児に「脱男性化」あるいは「女性化」とも言うべきショッキングな現象が観察されたという。
プラスチック・フリー生活 シャンタル・プラモンドン ジェイ・シンハ 著(2019)p54 ※太字はサイト管理者による
胎児の「性」に関わる可能性があるんです。そのため、日本でも
フタル酸エステル類を含有するポリ塩化ビニルに関し、以下の趣旨を器具及び容器包装の規格基準に規定することが適当である。
薬食審第0611001号平成14年6月11日 器具及び容器包装並びにおもちゃの規格基準の改正に関する薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会報告について より 2023/8/2一部引用
「油脂、脂肪性食品を含有する食品の器具及び容器包装には、フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)を含有するポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂を使用してはならない。ただし、フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)が溶出又は浸出して食品に混和するおそれのない場合はこの限りでない。」
こういう「規格の改正」がありました。化学物質の毒性は、後から分かるんです。
プラは使い方次第
ただ、プラスチックがなければ生活できないのも事実。
水を通さないので「船」をカンタンに作れるし、軽くて丈夫なので「飛行機」の燃費も向上。「医療品を使い捨て」して感染症予防できるのも「プラスチック」のおかげです。
ですから、使い分けが大切。
「レジ袋」「使い捨てフォーク」などは、手軽な「代替品」がありますよね。そういう所は「脱プラ」を進め、どうしても必要な「プラスチック」は大切に使いたいと思うんです。
じゃないと「マイクロプラスチック」「添加剤」が、巨大ブーメランになって返ってくる気がして……
【調味料】それ大丈夫?そんなに必要?
冷蔵庫に入っている「ドレッシング」「調味料」……後ろの方から「??」というモノが出てきたり。
それ、だいたい「プラスチック容器」に入っていますよね。つまり、こういう事が起きている可能性がありますよ~
それ「油」が入っていませんか?
プラスチック製品の添加剤は「油性」なので、同じ「油性」のモノに溶け出ます。
つまり、冷蔵庫の「ドレッシング」「マヨネーズ」などの「油が入っている調味料」も、プラスチック容器に入っていれば「添加剤」が溶け出る可能性があるんです。
そのため、一部の生協では
一般的な食品包装用フィルムには、酸化防止剤、滑剤、着色剤、防曇剤など、様々な添加物が使用され、条件によっては食品に移行汚染してしまう危険性があります。しかし具体的にどの添加物が使われているかについては、ほとんど情報開示されていないのが実態です。
生活クラブ 【無添加包材】食品の包材も化学物質の無添加を追求 より 2023/8/2引用
「食品が汚染されたら大変」なので、自分たちで「限りなく無添加を追求した包装用フィルム」を開発するなどの対策を取っています。
詳しくはコチラ
生の卵黄が腐らない?
そして、生の卵黄が入っているのに腐らない「マヨネーズ」

「手作りマヨネーズ」はすぐ腐ります。だからこそ、何が入っているのか不思議なんですよね……。
必要な分だけ「手作り」
すぐ賞味期限が切れてしまうドレッシングなどの「合わせ調味料」は、使う分だけ「手作り」すればいいんです。
これは「添加物の神様」と言われた安部司さんが書いた「完全無添加の料理本」。ココで紹介されている「濃縮つゆ」から
- ポン酢
- ごまだれ
- 焼き肉のたれ
- しょうが焼きのたれ
がカンタンに作れます。
あとは、この本もおススメ

これにも「調味料の作り方」が沢山出てきます。
そもそも、使い回さないと「月9000円で生活」できる訳ないんです。つまり「ドレッシングは割高」ということ。あれだけ「有名人を使ったCMを流せる」んですから、当たり前ですよね~
情報を鵜呑みしても「本当に欲しいモノ」は得られない
結局、政府やグローバル企業の言うことを鵜呑みすると
- 健康な肌が欲しくて、肌を壊す
- 資産を失う国もある
- 後で「毒でした~」と言われる
こういう可能性があるんです。
政府やグローバル企業の言うことがすべて正しければ、この世に「公害」「薬害」がある訳がないんですよ。「脱炭素」「SDG’s」「脱プラスチック」だって不要です。
だから、
- グローバル企業から献金をもらう「政治家」
- 政治家に法律をつくらせ、グローバル企業に天下りする「官僚」
- カネでマスコミ、政治家を買う「グローバル企業」
この人たちの言うコトは「カネがらみ」と頭に入れておきましょう。そして、情報を鵜呑みにせず、面倒でも自分で調べて考えるんです。じゃないと、知らないうちにカネや健康をむしり取られてしまいますよ~
コメント