「循環可能」を意識して生活していると、たまに「ものスゴイ逸品」にぶち当たります。
今回ぶち当たったのが「国産天然素材製 ハエたたき」……他に類を見ません。電気を使わず効果的に使用でき、折れたらコンポストへ~。完全循環型ハエたたきです!
ここでは、そんな素晴らしい商品をそろえている「高田耕造商店」をご紹介します。
高田耕造商店とは
「高田耕造商店」は棕櫚(しゅろ)で色々なモノを作る会社です。
棕櫚とは、日本に昔から生えている「ヤシの木の仲間」。パームではありません。
高田耕造商店では棕櫚を自社で栽培しています。会社の方は「たぶん、日本で唯一です」とおっしゃっていました。
この、希少な棕櫚と、輸入棕櫚(主に中国産とのこと)を使って「手作りたわし」などを製造しています。
希少!国産棕櫚製品
高田耕造商店で国産棕櫚を使っているのは、「高田耕造商店オンラインショップ」内の
「紀州棕櫚のからだ用たわし」
「紀州棕櫚のたわし孫の手」
これだけです。他の製品もたくさんあるのですが、輸入棕櫚を使っています。「紀州棕櫚」が目印ですよ!
ちなみに、大手企業の通販サイトには、紀州棕櫚製品は掲載されていません。いずれにしても「職人さんの手作り」「天然素材」ですから、「安全・安心」です。
幻の逸品「国産棕櫚のハエたたき」
そして、表紙にもなっている「国産棕櫚製ハエたたき」は、高田耕造商店のオンラインショップにも掲載されていません。
棕櫚の葉っぱを使って、職人さんが手作りしているのです。これは正しく「民芸品」。美しさにほれぼれします。
どうしても欲しい方は、直接問い合わせてみてください。
ちなみに、同封されていた説明書には
こんな、「優しさあふれる使い方」が書いてありました。
力いっぱいたたいたら折れてしまいそうですから、やさしく使おうと思います。ちなみに、お店の方は「6年使っているけど、まだ折れていません」とおっしゃっていました。
「棕櫚ほうき」と「木製ちりとり」
今回、このほかに「ほうきとちり取り」を購入しました。
<「棕櫚のほうき」を間近で見たことがなかったのですが、
上の方が編み込んであるのです。本当に、細かな技に感嘆……。
実際に掃除してみた
ほうきで部屋を掃除するときは、「ちょっとした工夫」が必要ですよ。どんな工夫か、詳しく紹介しますね~。
ほうきのお供「出がらしのお茶っ葉」を用意しよう
ほうきで掃除すると、ほこりが立ちます。それを防ぐために「出がらしのお茶っ葉」を用意しましょう。紅茶、ウーロン茶でもOKですよ!
部屋の片隅に 「出がらしのお茶っ葉」 をまきます。
畳目にそって掃きだす
それを、雑巾がけみたいに掃いていくのです。すると…… お茶っ葉に大量のごみが!
それを、付属のちりとりで回収します。
ごみは、超優秀「ちりとり」でカンタン回収
このちりとり、木製なのですが、畳にフィットする優れモノ。
これで完璧に回収。掃除機と比べると、時間はかかります。けれども、
- 変なにおいがする排気がない
- 騒音がない
- 水拭きしたようにキレイになる
こんなにメリットだらけとは。掃除機よりもキレイになったのが意外でした。掃除機はすさまじい音がしますからね……。掃除した気分になっていただけなのかもしれません。
フローリングも同様に掃除できます。その時は、木目に合わせて掃いてください。
使った後は…
「棕櫚のほうき」は、こんな「お手入れ」をすると、ウン十年使えますよ~。
必ず、吊り下げて保管
棕櫚に癖がつくのを防ぐため、必ず吊り下げて保管してください。
ほうきに付いた「ほこり」は、手で取ります。濡れてしまったら、風通しの良い日陰に吊り下げ、完全に乾かしましょう。
有償で修理もできる
長い間使っていると、接続部分がガタついたり、いろいろ不都合が出てきます。そんな時は、お店にお問い合わせください。有償で修理できる場合があります。
丁寧に作られたものは、手に持つと何となくぬくもりを感じます。そういう、「自分と相性の良い道具」とは、長く付き合いたいものです。こまめにお手入れをし、経年劣化は修理。そうやって、道具の成長を楽しむのも、とても趣深いですよ!
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