毎日食べるものは、「安心・安全なモノ」が良いですよね。
ただ残念ながら、最近の食品は「そうじゃないモノ」が沢山あるんです。さらに、日本政府が「食品表示の見えない化」を推し進めていて……
コレに加え「遺伝子組み換え不使用」も、実質的に使えなくなったんです。
本当に「国産」で「安心・安全なモノ」を食べたければ、製造メーカーに直接問い合わせ、確認するしかない時代になってしまいました。
けれども、ココでご紹介する「良い食品づくりの会」の食べ物なら「安心・安全」が見つかるかもしれません。
どうしてそんなことが言えるのか……「良い食品づくりの会」のこだわりを、ココで詳しくご紹介しますね。「ここまでするの?」という「こだわり」を、ぜひ知ってください!
安全で、安心なモノしか作りません!
今回紹介する「良い食品づくりの会」
まずは、「良い食品づくりの会」の「4条件と4原則」をご紹介します。
これだけ見ると、「いやいや、これって当たり前でしょ?」と思う方も、いますよね~。
それが。この「4条件4原則」の守り方が、尋常ではないのです。どのぐらい尋常ではないのか、この会の「生産者会員」で「協力店会員」でもある「こんぶ土居」を例に、ご紹介します。
安心・おいしい・斬新「こんぶ土居」
「こんぶ土居」は、大阪市にある老舗こんぶ店。
「空堀商店街」の中にあります。
美味しんぼで紹介された「十倍出し」
ココでは「十倍出し」という、とっても便利な「濃縮だし」を販売しているのですが……
これ、使用している調味料まで「完全無添加」なのです。もちろん「酵母エキス」などの「エキス類」も入っていません。
本格的過ぎて、「美味しんぼ」77巻でも紹介されています。
この「十倍出し」、私は飲んだことがありません……。すみません、自分でだしを取るので必要ないんです。
出しを取ったこんぶで作る「ミネラルいりこん」
ただし「ミネラルいりこん」は大好きですよ!
ココで使われているこんぶは、「十倍出し」で使ったこんぶ。こだわりの原材料は、最後まで生かし切れるんです。
「ミネラルいりこん」の原材料を見ると……
詳しい表示が!お店の方に尋ねれば、原材料の背景を詳しく教えてもらえます。
この表示の中で、私が注目したのが「麦芽水飴(大阪府製造)」。
麦芽糖は大好きなのですが、市販の水飴は、麦芽がカナダ産。色々調べて「麦芽も国産」の麦芽糖を発見したのですが、
ここ以外にも、すべて国産の麦芽糖があったのです。
原材料は、すべて国産「福永製飴所」
こんぶ土居に確認したところ、「福永製飴所」の水飴との事。
是非食べたくて、福永製飴所に確認したところ、「家族だけで製造しているので、麦芽糖を煮詰めている時は、製飴所に来てもらっても販売できない」とのこと。なので、味わってみたい方は、Amazonがおススメです。
原材料は
- 鹿児島産のさつまいもでんぷん
- 栃木産の大麦麦芽
だけ。
封を開けると、ほんのり甘酸っぱい香りが……焼き芋の香りっぽい「さつまいもの香り」がするんですよ。
とろみは「冬は寒いので水分多めに、夏は暑いので水分少なめに」と調節しているとのこと。堅い水あめが欲しい方は、夏に購入すればよいかもしれません。
「高橋孫左衛門商店の粟飴」は、すっきりした甘さなのですが、「福永製飴所の麦芽糖」は、かなり濃厚な、後を引く甘さ。疲れている時食べると、とても元気になれます。
こんぶ土居の「ミネラルいりこん」には、こんな「こだわりの麦芽糖」が使われているのです。
つまり……こんぶ土居で使っているしょう油、砂糖などの原材料を使えば、安心・安全という事ですよ!
化学調味料不使用「こんぶ茶」
あと、こんぶ土居でおススメしたいのが「古式こんぶ茶」
市販の昆布茶にどれだけ化学調味料が使われているのか、よく分かる一品です。
この「古式コンブ茶」に関しては、コチラの本で詳しく説明されていますよ。
この本の最初に紹介されているのが「古式コンブ茶」。内容をちょっと紹介すると……
創造百有余年の「こんぶ土居」の”使命”と、最上級の真昆布を揃え熟成させ、昆布生産者の生活環境にまで心を砕き、便利でなければ本物もすたると「日本の出し」などのアイデア商品を出し続けている。三代目は、まるでいにしえの貴人のように風韻のある方だが、料理人の集う勉強会で、「うまみ調味料を使うのは料理人の恥だと思ってください」と静かな声音できっぱりと諭したりもする。
新版 大阪名物:なにわみやげ 井上 理津子 団田 芳子著 創元社 p8
この三代目が、
「2002年ぐらいだったか、まともな昆布茶が非常に少ないので作ったんです。」
新版 大阪名物:なにわみやげ 井上 理津子 団田 芳子著 創元社 p9
というのが、この昆布茶です。
この昆布茶、湯呑に1さじ入れて熱湯を注いで3分待ちます。かき混ぜて飲むと、ほんのり昆布の滋味が……朝、目をつぶって味わいたい味ですな~。
昆布は柔らかいので、そのまま食べられます。アツアツごはんに入れて「こんぶおにぎり」にするのもおススメですよ~。
本もあります
ちなみに、こんぶ土居の四代目は本を出版されています。
「だしがらには実はほとんどの栄養素が残っている」……だからこそ「ミネラルいりこん」は理にかなっているんです!
「安心・安全」につながろう
こんな感じで、一旦つながると安心・安全が連鎖する「良い食品づくりの会」
全国に「生産者会員」「協力店会員」がいますから、一度サイトをチェックしてみては?そして、その原材料から、お好きなこだわりを探すのも楽しいですよ!
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