部屋を見渡すと、いろんなモノがありますよね~。けど、たまに思うんです「これ、生きるために必要?」「ないと生きていけない?」
そんな感じで無駄をそぎ落とし、今ではすっかり「モノなし生活」を楽しんでいます。
ココでは「モノなし生活」に対する「考え方」と、結果そぎ落とした「モノ」をご紹介。特に「考え方」は大切ですよ~。この記事を参考に、自分に合った「考え方」を見つけてくださいね!
買い物に対する「考え方」を見直し
まず、買い物に対する「考え方」。私の場合、ゼロベースで見直す前後で、ココがガラッと変わりました。
前は「カネ」「企業」に振り回されていた
以前は……
- テレビで便利そうだったから
- 臨時収入があったから
- 暇つぶし
- 安いから
つまり「カネ」「企業の宣伝」に振り回されていたんです。
具体的に「欲しいモノ」があったとしても「値段」「外観」に左右され、「素材」「背景」に気を配ることは、今ほどありませんでした。
今は「本当に必要か」「循環可能か」
今は……
- コレがなければ生きられないか?
- コレを使い終わったら、どんなゴミが出るか?
- 子々孫々に迷惑かけないか?
つまり「カネ」を手段として利用し、企業の術中にはまらない生活をしています。
カネ・企業に振り回されない生活 実例
カネ・企業に振り回されたくなくて、生活をゼロベースで見直した時の基準がコチラ
- 電気を極力使わない
- 界面活性剤を使わない
- 「いつか使うモノ」は「使う必要がないモノ」
- 「流行りモノ」は「不用品」
どういう事かというと……
真っ先にリストラ「代替できる家電」
家電って使い道が限られるし、大きいし、邪魔なんです。そして、壊れても自分じゃ修理できず、結局買い替え……。「企業の術中感」が凄まじいんですよね~
そして、電気も自分では作れません。
冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど「代替品がない家電」は使っていますが、その他はガンガン捨てました。たとえば……
- 炊飯器:土鍋で炊飯
- トースター:パンはガスコンロで焼ける
- 湯沸かしポット:ヤカンで湯沸かし
- 加湿・除湿機:窓の開閉、ガスで湯を沸かし代用
- 温水便座:電源入れず、冬だけカバーを付ける
代替品がある場合は、不要ですよね~
そして「あるけど、極力使わない家電」は
- テレビ:ゲームに使用
- 掃除機:ほうきで十分
- 空気清浄機:ぜん息が悪化したら使用
- ホットプレート:焼き肉・たこ焼きで使用
- ヘアドライヤー:体調が悪いとき・来客用
- オーブン:無水鍋で焼けない時に使用
「家族が使う」「たまに必要」というモノは、大切にしています。
節電のポイント「熱を作る」
ちなみに、ゼロベースで見直すついでに「節電」に注目してみますよ。ポイントは
- 熱を作る
- 待機電力
です。
火力・原子力発電所で電気を作る時、かならずお湯を沸かしますよね。そうして作った電気を遠方から運び、再びお湯にするのは「効率悪い」と思いませんか?
長年の間、日本の主電源となっている火力発電を例に考えると、燃料であるLNG(液化天然ガス)や石油などを燃やして電力を得る段階で、なんと60%ものエネルギーロスが発生しているのだ。
また、送電線によって家庭に運ばれるまでに、さらに5%のロスが発生するので、合計すると約65%ものエネルギーを犠牲にして電気エネルギーは生み出されているという事実を消費者は知っておかなければならない。
原発亡国論 木村俊雄著 駒草出版 p39
だから、熱は「自宅で作る」のが一番エコなんです。
節電のポイント「待機電力」
あと、政府肝いりで「地デジ化」が進みました。
その結果「待機電力が激増した」のは、ご存知ですか?
我が家では、全消費電力の20%が「通信系の待機電力」なんです。
いまでは誰もが持っているほどになった携帯電話の充電用アダプターも、コンセントにつないだままだと充電していないときにも電力を消費します。
エコライフ&スローライフのための愉しい非電化 藤村靖之 洋泉社 p34
ワットチェッカーがあれば簡単に測定できますから、一度測ってみてください。驚きますよ~。こんな感じで「電気を使わない生活」をすると、家が片付き、節約できます。
「合成界面活性剤」は全廃
合成界面活性剤は「石油由来」
肌荒れの原因物質ですよ。だから、全て排除した結果
- 洗濯洗剤は「石けん」か「重曹」か「使わない」
- 歯磨き粉も不要
- 「お湯シャン」でも汚れは落ちる
- 台所には「固形石けん」「重曹」
という結果になりました。ひとつずつ、詳しく説明しますね!
洗濯洗剤は「石けん」か「重曹」か「使わない」
日々の「汗」は、すぐ洗えば水で十分落ちます。油汚れは「石けん」で予洗い。全体的に汚れている時は「粉せっけん」を溶かし入れるか「重曹」に漬け置き、そのまま洗濯します。
そもそも「洗濯機が、どんな汚れも落とす」のは幻想。そう思うから「蛍光剤」で白いペンキを塗り「香料」で匂いをごまかす「合成洗剤」を使う羽目に。それ、汚れを落とすんじゃなくて「色と匂いを上書きしているだけ」ですから!
そして「化学物質過敏症」が増えていますけど……企業に健康・カネをむしり取られていませんか?
歯磨き粉も不要
歯磨き粉は不要です。使わなくてもキレイになりますよ~。どうしても気になる方は
これは「光と水で歯を磨くソラデー」。明るいところで歯磨きするだけで、ツルツルに仕上がります。
ブラシ部分はナイロン製なので、熱いお湯をかければ形状が戻り、殺菌も可能。ただ、これはメーカー推奨ではないので、個人の判断でお願いします。
あと、こんな素敵な商品も。
※画像をクリックしてください
ココの歯磨き粉は泡立ちませんが、スッキリした磨きあがり。歯磨きした後も、食べ物の味に響きませんよ!
「お湯シャン」で汚れは落ちる
「シャンプーは使わなければいけない」と思っていませんか?けれども、人間がシャンプーで髪を洗うようになってから100年も経っていません。生きていく上でシャンプーは、それほど必要ないんです。
実は、頭皮は「お湯」でキレイになります。私は2021年から「お湯シャン」……お湯で頭皮を5分ほど、まんべんなくマッサージして流すだけ……を実施中。ですが、頭皮のかゆみや匂いで悩んだことは一度もありません。美容室で髪を乾かす際は「サラサラでキレイな髪ですね~」と、いつも褒めちぎられます。
この経験から「シャンプーは地肌や髪を痛めるのでは?」と思っています。そして、それをごまかすために「トリートメント」「リンス」「髪パック」などの商品が開発され、企業を潤わせている気がしてなりません。「消費者の悩み」は「儲けの源泉」ですから。
「消費者の悩み」をつくり出し、新商品を出し続ける……。医療でも同じことが起きていますよね。企業の術中にはまってはいけませんよ~
台所には「固形石けん」「重曹」
台所の汚れは「油汚れ」。油汚れは「酸性」。だから、アルカリ性の「固形石けん」「重曹」だけで十分なんです。
フキンを殺菌するときは、お湯を沸かしてフキンを入れ「石けん」と「酸素系漂白剤」を投入。
5分ほど煮詰めた後火を止め、冷めるまで放置します。すると、汚れが浮き出して「こするとキレイになる状態」に。ココから「ゴシゴシ手洗い」もしくは「洗濯機」で洗うとキレイになります。
長年溜まった「汚れ」というのは「落とすのにひと手間かかるモノ」なのです。それを「カンタン」に落とす「便利」な商品こそ、「色と匂いを上書きしているだけ」ではないですか?
それにダマされ「健康を害し、どんどん企業にカネを貢ぐ消費者」を作るのが「資本主義 日本」の本質に思えてなりません。
「いつか使うモノ」は「使う必要がないモノ」
「いつか使うモノ」は、結局「使う必要がないモノ」なんです。それでも「いつか使うモノ」を捨てられない方は、
- 同居する人、家族・相続人が「ゴミ屋敷化」を了承している
- 近所とトラブルにならない程、広い敷地の家に住んでいる
- ゴミに固定資産税・家賃を払っても十分生活できる
- 「死後の片付け用」に、十分な資金を用意している
こんな感じで、周囲の人を納得させているのならOKかもしれませんね~
ただ、その「いつか使うモノ」を生産するために使われている「電気」「石油」「産業廃棄物」がどのぐらいあるのか、想像してみましょう。そこまでして、その「いつか使うモノ」をため込む必要がありますか?
「流行りモノ」は「不用品」
ほとんどの「流行」は、企業が意図的に作り出しています。
この本の著者マット・ジョンソンさんは脳科学者。同じ商品なのに高い方を買う時の「脳の動き」を考えていました。もう一人の著者プリンス・ギューマンさんはマーケター。科学的に消費者心理をつかみ、売り込むのが仕事です。
コレを読むと、企業が上手に「消費者の自信」を揺るがし「不要なモノを売り込んでいる」のがわかりますよ~
消費者は心を満たすために流行を追い、買い物する時があります。ただ、それで満足するのは一時的。本当に心を満たしてくれる「自信」は「自分の中から湧き出るモノ」。他から頂くモノではないんです。
けれども、企業が「自信はカネで買える」という幻想を戦略的に作り、大手メディアで浸透させます。結果、企業に踊らされ、モノを買うことで満たされるのは、自信ではなく「自己顕示欲」。
つまり、羨望のまなざしを浴びるのは、人ではなく「高価なモノ」です。そこに気付かなければ、いつまでたっても「本当の自信」は得られず、企業にみつぎ続ける「ザ・消費者」になってしまいますよ!
「ザ・消費者」の詳細はコチラ
この本を読むと、「カネが欲しい企業」が作り出す「流行」を鵜呑みして生活することの「アホらしさ」に気付けます。
ココまで読んだ方は「なぜ、こんなに考えが変わったの?」と思うかもしれませんね~。私の考えが変わったきっかけは「子育て」です。
きっかけは企業の金づる「子育て」
初めて妊娠した時、近所に知り合いがいなくて、相談できる人が誰もいませんでした。つわりで何もできないし、ホント大変だったのですが、そんな時頼りにしたのが「本」
体がむくむ体質なので、体重管理が本当に大変でした。
「企業の言う通り」には育たない
子どもを産んでからも分からない事だらけ。「この産着は、生後何日まで使えるの?」考えて煮詰まっていた時、言われたんです。
「子どもが着れなくなったら、大きいのにすればいいんじゃない?」
そこで「ポロッ」と目からウロコが落ちたんですよね~。「本にある通りじゃないんだわ」って。目の前にいる「我が子」に聞けばいいって事に、初めて気付いたんです。
参考にするのは「太古の昔」
そこから、子育てで困ったことがあるたび「子どもの反応」「太古の昔はどうだったか」と考えるようになりました。
たとえば「体重が増えない」と、遊ばせるグッズを買って体を動かす、栄養を強化したおやつ、舌触りのいいスプーン……色々ありますよね。けれども「腹が減れば食う」んです。
検診のたびに「専門家」にはいろいろ言われましたけど、無視しました。保育園でも「知恵遅れになる」と言われましたが、普通に成人しましたよ~
ホント、専門家は責任取りませんからね。
本当に心を満たしてくれる「自信」は「自分の中から湧き出るモノ」
こんな感じで子育てしてみて、感じたんです。
- 我が子の専門家は「私」
- 他人は責任を取れない
- すぐ出る結果はない
- コツコツ努力が「正しさ」につながる
こういう「試行錯誤」「経験」が「自信」を自分の中から湧き出させてくれました。
それが今では「食べ物」に応用され、「カネが欲しい企業」「企業献金をもらう政治家」「天下り先が欲しい官僚」が作り出す流行・規制値・ガイドラインを疑うようになり、このブログになっている……という訳です。
結局「消費」って、企業に「思い込まされている」部分が多すぎ!
ですから「生活をゼロベースで見直す」と「カネがらみの罠」から逃れることができ、「本当の自信」を手に入れることができます。政府、省庁、医師などは決して責任を取れません。自分の専門家は「自分」です。
ぜひ、自信をもって生活をゼロベースで見直してみてください!
コメント
いつも有用な情報提供、ありがとうございます。
43企画さんを見習い、我が家も使う電化製品が少なくなってきました😆
ドライヤーといえばこの前、美容室のおじいさんから「大昔はこうやって髪を乾かしてたよ」って、ねじり鉢巻のようにしたタオルを、両手に巻き付けてグルグル回転させながら、髪に優しくぶつけて風を送ってました。髪の痛みを気にする人は嫌かもですが(笑) 昔の人達の知恵ってすごく勉強になります。
「昔より便利な世の中になった」とよく言われますが、同時にたくさんものに依存させられ、自分達の力で自由に生きられなくなった現状は本当に便利になったと言えるのか。多くの人に疑問に持ってもらいたいと感じました。
soil fertilizerさま
こちらこそ、お役に立てて光栄です。
昔の人たちの知恵って、本当に役に立ちますよね~。私の実感から言うと、今の80歳ぐらいまでが「無から全てをつくり出した世代」では。「この世代がいなくなると痛いよな」と思い、いろんなことを聞いて記録しまくっています。そういう「お金に依存しない生活」の存在を、多くの人に知ってもらいたいと思っています。