「焼き肉のたれ」「しょうが焼きのたれ」は、とても便利な調味料ですよね。忙しいときでも、一発が味が決まるので、重宝します。
ただ、一度に使いきれなくて、少しだけ残ったビンが冷蔵庫の中に何本もありませんか?ちょっと邪魔だし、知らないうちに賞味期限が切れていたり。
使う分だけ手作りすれば、そんな問題もなくなります。ココでは「必要なモノ・手順」をご紹介しますね。
いろんなものが値上がりして大変ですが、上手に手作りして無駄を減らしましょう。冷蔵庫もスッキリ、お財布にもやさしいですよ!
焼き肉のたれ
まずは「焼き肉のたれ」から、詳しくご説明します。動画は、手順のところに張り付けてありますよ。
必要なモノ
「焼き肉のたれ」に必要なモノは
- 濃縮つゆ:100ml
- あっさり甘酢:大さじ1
- りんご:好きなだけ
- しょうが:ひとかけ
- にんにく:ひとかけ
作り方や保存方法、具体的に必要な量をご説明しますよ。
濃縮つゆ
「濃縮つゆ」の作り方はコチラ
これが、両方のたれのベースになります。この方法で、500mlの濃縮つゆが作れますよ。「安部ごはん」によると、「冷蔵:1か月(できるだけ早めに使い切る)」とのことです。
あっさり甘酢
「あっさり甘酢」の作り方はコチラ。
今回は、「あっさり甘酢」に梅干を入れて作った「カブの梅酢和え」の汁を使っています。
この汁には、カブの旨味がしみ出ています。最後まで食べたら、汁はどうしていますか?飲み干してもよいですが、料理に使っても美味しいですよ!
りんご
市販されている「焼き肉のたれ」の裏を見てください。
原材料:果実ピューレ(りんご(国産)、もも、うめ)、醤油、砂糖、アミノ酸液、にんにく、還元水あめ、食塩、蜂蜜、りんご酢、白ごま、ごま油、蛋白加水分解物、オニオンエキス、香辛料/カラメル色素、(一部に小麦・ごま・大豆・もも・りんごを含む)
エバラ黄金の味 中辛より 2022/5/12 Amazonより引用
中辛でも、一番使われているのは果物。さとう、還元水飴、はちみつなど、甘味がたくさん使われているのです。
今回はりんごを1/2個入れました。お好みに応じて増減、砂糖に置き換えてください。
りんごを砂糖だけに置き換えると、とろみが足りなくなります。その際は、でんぷんを小さじ1入れてから加熱すると、トロッと仕上がりますよ。
しょうが にんにく
「しょうが」は細かく切って冷凍保存。「にんにく」はみそ漬けにすると、長持ちします。
使い切れない分は、こうやって保存。好きな時に使えて、とても便利です。
手順
作り方はコチラ
加熱できる容器に、
- しょうが
- すりおろしにんにく
- すりおろしりんご
- 濃縮つゆ
- あっさり甘酢
を入れ、トロッとするまで加熱したら出来上がりです。
動画ではホーローのボウルを使いました。
ホーロー容器は直火OK。酸にも強いので、とても便利ですよ。落としたり、とがったモノでつつかなければ、一生使えます。
しょうが焼きのたれ
「しょうが焼きのたれ」も、必要なモノはほぼ一緒です。
- 濃縮つゆ:100ml
- しょうが:ひとかけ
- にんにく:ひとかけ
- ごま:お好みで
これをひと煮立ちさせれば、出来上がりです。
動画では、「しょうが焼きのたれ」を半々にして、
- 豚肉の下味
- 野菜の味付け
に使っています。こうすると、肉にも、野菜にも、味がまんべんなく付けられます。
冷蔵庫には「濃縮つゆ」があればよい
いつも使っている調味料。原材料を見ると、同じものがたくさん使われています。……ということは、「ベースがあれば、あとはお好みで作れる」ということ。
そうすれば、冷蔵庫もスッキリ。在庫管理、買い物の手間も省けます。
実際、こういう生活をして感じるのは「お金を使わなくなった」ということ。こだわりの「無添加調味料」と同じものが、自宅で作れるのですから。ホント、「安部ごはん」には感謝しています。
この本は便利です。興味のある方は、ぜひご一読ください。
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